from the series Products of Japan / Hiroshige III (via The Lavenberg Collection of Japanese Prints)
大日本物産圖會 三代目歌川広重 1877年
Sedge Hat Making in Kaga Province 加賀國菅笠ヲ造ル圖
“菅笠ハ石川郡金沢にて薹(カサスゲ)を以て造り諸國へ出すこと夥 頭に被りて日光を遮り雨雪を防き民用をなすこと西洋仐の右に出る 薹ハ水田に植る草にて茅(チガヤ)に似て色青く長さ四五尺ばかりなり 之を刈干て白くさらし竹骨に縫付て其形ち皿のことく或ハ鉢の如く造る也 多く女の職業とす”
Capturing Wild Geese Falcon in Iyo Province #1 伊豫國鷹捕之図 一
“鷹を捕るにハ張切?(網)とて羅の目一ニ寸にてすが糸を以て作り竪四尺よこ二間はかりなるを鷹觸れハ縮寄やうに張てその下へ提灯羅とて三尺ばかりの丸網の中へ鵯(ヒヨドリ)を入おきかたハらに蛇のかたちを木にて造り竹のつゝに入 糸をながくつけて夜中に仕かけおき早天に鷹木末を出るとき陀の糸を引 鵯の方を目がけて動かせバ恐れて騷立を見て鷹是をとらんとして羅にかゝるをとるなり” ※羅=網 陀=蛇
Harvesting Lacquer in Mikawa Province 同(三河)國漆取之圖
“漆樹ハ雌雄の二種あり 雌木ハ実を結び蠟を取べく雄木ハ実なし利?漆をとる也 時候ハ半夏生より初リ十月に終る 其取法(トリカタ)樹に段々傷を付 口より流るゝ夜(シル)を鉄の箆にて掻取り腰ニ付たる竹づゝに請?(ウケ)とめ枝を切て水ニ浸し傷を付て液を掻とる也” ※シル 液
Mandarin Orange Plantation in Kii Province 紀伊國蜜柑山畑之圖
“蜜柑ハ枝に刺ありて旧五月の頃に白花を開き其匂ひ甚だ香ばしく九月にいたり実青く冬にいたりて生熟す 紀伊の國の産品?其氣味甘美なること他に比類なし 実に柑中の冠たりといふべし 各郡夥しく産ずといへども有田郡を第一等とす 此郡より輸出すること凡百五十万箱に至れりとぞ”
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